カウンセリング



今日は人生で初めてカウンセリングに行った。

大学に心理カウンセラーがおり、無料でカウンセリングをしてくれるというものだ。







大学で心理カウンセラーがカウンセリングしてくれるのは元々知っていたし、何度か行こうと思ったこともあったが、なかなか行こうという気になれなかった。


それは
カウンセリングは病んでる人がすること。
とか
カウンセリングに行くとか負けやな。
みたいなくだらない先入観があった

自分も悩みも抱えていたり、精神的に安定していないにも関わらずだ。



また、"男のクセに"精神的な相談をするのは恥ずかしい。
みたいな感覚があった。




でも
僕が今回心理カウンセリングのドアを叩いたのにはキッカケがあった


それは最近読んだ
世界一愚かなお金持ち、日本人
という本だった。

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この本は同時通訳業を通じて、欧米や華僑の富裕層の考え方や生き方を知った筆者が日本人のお金に関するリテラシーの無さを批判しつつも、自身のお金に関する経験や他国の富裕層のお金の哲学を紹介している。


その一節にこんな文章があった。


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アメリカ人は職場の同僚や友人に個人的な悩みを相談するのではなく、精神科医に相談します。
日本に精神病患者が少ないのは、飲み会や井戸端会議をしてうっぷんを晴らすからだ。
今では「人のきずな」や「人とのコミュニケーション」が希薄になっていますので、徐々に「心療内科のかかりつけ医」が日本人にも必要になってくると思われます。


この一節を読んでカウンセリングに肯定的になり、大学のカウンセリングに行こうと決心した


大学に友達も大しておらず、アルコールも苦手で、なかなか自分の心の内を打ち明けられず平然を装ってしまう自分にとってはピッタリあてはまっていた。


自分の考え方はアメリカ的だと思うことが多いなぁと思っているが

これもか。という気持ちになった。





今日も朝から図書館に行ったがイライラしてあまり何も進まず、授業に出て教授の話が面白くなくてイライラしていた。

その後カウンセラー室に向かった。




女性のカウンセラーの方が現れた。


あらかじめ提出したアンケートを元に会話をしていく。

カウンセラーの方は基本的に僕に話させる会話の仕方だった。


初対面ということで、多少抵抗はあったが、向こうはプロだと割り切って、僕は近況や自らの悩みをいろいろと話した。



その中で頂いたアドバイスはざっくり言うと

  • 感情の上げ下げに気づく
  • 1日に出来たことを書く
  • 場所によってルール化
ということだった。



また来週も予約した。


ひとつずつ実践していこうと思う。